日光行

2003年11月9日
大猷院の家光公坐像が初公開ということでセーラ氏と日光行へ。
浅草から日光へ。特急で所要時間約2時間。
修学旅行でその昔日光に行った記憶はあるが、寒いっ!のといろは坂が記憶の大部分を占める。
こういう名所旧跡ってある程度の大人になってから、ある程度の(ムダな)知識(とんでも本・トリビアでも可)を踏まえていったほうが楽しいと思う。
まぁ行ったことにより興味の土壌が形成されるということもありえるのだけど。

共通拝観券を購入して、七福神めぐりとかスタンプラリーには血が騒ぐ2人組みは結局全て拝観。奥の宮までしっかりと。

お目当ての坐像に眠り猫・三猿・鳴竜、と有名どころはやはり人気が高い。
日本人の性なのかやたらまわりでは写真をぱちぱちぱち。
館内撮影禁止となっていてもぱちぱち。お坊さんに怒られて「画像消しますから」ってそういう問題じゃないのですよ、おばさん。(著作権とか肖像権(?)もあるけど)
屋外に置いてある眠り猫や三猿はともかく、絵画の顔料はフラッシュによる紫外線の発生で確実に劣化するのです。
お寺の中、特に襖絵とかあるところは基本的に暗いのはこのため。
綺麗な絵画は撮っておきたいという気持ちはわからなくもないけれど、そのためにはきちんとプロが撮影しているポストカードやパンフレットがあって。
自分が来たんだ、見たんだ、というしるし付けとして写真に撮るのは動物のマーキング行動と同じと学生時代、博物館学の先生が言っていたのをぼんやりと思い出す。
某有名美術館の有名絵画の前でフラッシュたきまくって撮影していた奴には延髄切り食らわせようかと思ふ。(実際には肩叩いて撮影禁止の看板指差すだけだけど)
こんなことでは絵画とかの美術品が公開禁止になる日もそう遠くはないのかもしれない。もしくは金属探知機と入館前に松竹座並みのボディチェック(笑)

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